べったら漬のさまざまな作り方・レシピ

器にもったたくあん漬

べったら漬は歴史が古く、これまでさまざまな作り方でさまざまな味が考案されてきました。そんなべったら漬は、今一番人気の味から昔の素朴な味まで多種多様です。

今回は、そんなべったら漬のさまざまな作り方をご紹介します。

塩麹と砂糖と大根で作る方法

まず大根を塩水に一晩漬けます。その大根を、塩麹と砂糖をまぜたものの中に、漬けるだけで、しっとりとした上品な甘さのべったら漬が出来上がります。

材料

大根 500g

水  200cc

塩  大さじ1

塩麹 150g

砂糖 50g

酢  小さじ2

年末年始に作る、本格派のべったら漬の作り方

ある程度時間がとれる時に作られる、本格派のべったら漬の作り方です。年末年始の忙しい時に少しの時間をかけるだけで作られるものです。

本格派のべったら漬の作り方

材料

大根 2本

塩 大根の重さの6%程度

バケツ 2個(100円ショップのものでOK)

ビニール袋 1枚

米麹 200g

湯 150cc

白砂糖 120g

本みりん 50cc

だし昆布 10cm程度

鷹の爪 2〜3本

べったら漬の特徴

あっさりとした甘さとシャキシャキの歯ごたえが特徴です。

シャキシャキ・べったら漬の作り方

1、大根は葉を切り落とす。皮をむき、適度な大きさに切ってから粗塩をつけて、バケツや漬物器におさめる

2、水を入れて、漬物器をしっかりとしめる。2日間下漬けする

3、2日目乾燥麹を入れる。お湯を入れて、温めて麹を柔らかくする。下漬けした大根を確認する。必要あれば大根の上下を返す。

4、3日目柔らかくなった麹にみりんや砂糖や塩などを入れる。麹床を作る。その後、トリア分けて冷蔵庫に保管。

下漬けした大根をざるに上げて、こうじ床を少量敷いた漬物器に大根を並べて上から麹床をかける。これを繰り返す。

食べる分ずつ取り出す。盛り付ける。

べったら漬を自宅で作るメリット

ここではべったら漬を自宅で作るメリットをご紹介します。

1、簡単に作られる

べったら漬は外で買うと結構値段の高い漬物の一つです。おいしい物は特に手間と時間がかかっています。

一方、自宅で作れば、安上がりで美味しいべったら漬が作られます。本格的なべったら漬は専門店に叶いませんが、自家製には自家製の良さがあります。

2、味付けも自由

自宅で作られるべったら漬は味の好みも自由です。米麹や砂糖、甘酒を使うなど、作る方も自分で決められます。大人が好む味も子供でも食べやすい味も自在です。

市販のべったら漬はだいぶ甘いと感じている人も大野ではないでしょうか。そういう場合は、甘さを自在に調整できるのが自家製の良いところです。

3、漬物なのに甘い

一般的に漬物は塩を多く使います。べったら漬は、みりんや砂糖を多く使うので甘さが特徴の一つとなっています。そのため、子供も食べやすく、塩味の漬物が苦手な人も食べられる漬物でしょう。

本格的な、べったら漬を作るのは大変

べったら漬は自家製も美味しいです。しかし、昔ながらの本格的なべったら漬は家で作るのが非常に難しい。大根や麹をそもそも用意するのに手間と時間、知識が必要です。

そのため、最近では、昔ながらの方法で作る家庭は少なく、甘酒など市販のものを利用して作る人が多いのです。

まとめ

今回は、べったら漬のさまざまな作り方をご紹介しました。